SIHOのプログラミングわーくワク
興味の赴くままに勉強してたら、読み書きできる言語は9個になりました。他にもいくつか気になる言語があったりなかったり? まだまだ続く、楽しいお仕事わーくワク♪
iPadを基幹システムの端末に使用するということ
2011.07.25 (Mon)
私はFlashやObjective-Cを使用したアプリ開発も好きですが、じつは最初に開発したアプリはデータベースもの。開発ツールはFileMakerです。これは、Windows & Mac の両方で稼動するデータベースアプリを作成しやすいんです。
さて、そのFileMakerに、昨年FileMaker GO なるファミリー製品が加わりました。
これは、iOS上でFileMakerのデータベースを閲覧&編集するクライアントアプリです。
残念ながら、これ単体ではデータベースの構築はできないため、通常のWindows(もしくはMac)のFileMaker Proでデータベースファイルを構築し無ければなりません。
従来、閲覧&レコードの編集しかしないクライアントでもパソコンを用意し、FileMaker Proをインストールしないと業務が行えなかったことを考えると、iPad + FileMaker GO for iPadでクライアント端末を構成することはコスト面でも非常に理にかなっています。
という背景のもと、今年の初めに美術系の予備校さん向けに生徒さんのポイント管理用のソリューションを手がけました。
こちらがマイコミジャーナルさんの取材を受けました。
FileMaker Goが実現した、超短期システム構築 - 御茶の水美術学院
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/07/25/fmgo/index.html
このような業務システムは、現場のかたの使いやすさを一番に考慮すべきと思うのです。
開発する側は、「要件書」、「仕様書」があり、それをお互いで確認したうえで、データベース構築に入る方が安心なのですが、これだと「使ってみてはじめて分かる」的な事柄に対処しきれないと思うのです。
現場の方は設計のプロではないので必ず抜け落ちがあるわけです。
そういう部分までを掬い上げてこそ、「使いやすい」は生まれると思うのです。
開発に携わらない方から見れば、「業務システム」とは自分の仕事を便利にしてくれる「魔法」のようなものだと思います。
でも、どんなすばらしい魔法でも呪文が長すぎて覚えられなければ、結局は使われることはないでしょう。
使われないシステムは存在しないより、コストがかかっている分だけ性質が悪いと思います。
それよりは、「ほんのちょっとの便利」を積み上げる形でも「触れやすい」システムを作るほうがより人に近いのではないかと思っています。
そんな人に寄り添うような身近なシステムを短い時間で形にできるFileMaker GOに使う人の笑顔とともにある業務システムの将来を感じてしまいます。
iPhone/iPadアプリ「宇宙飛行士100の言葉」
2010.12.01 (Wed)
iPhone/iPad向けアプリ「宇宙飛行士100の言葉」が公開されました。



12/10まで発売記念特価として通常価格600円のところを450円(!)にて販売しています。
本アプリは2009年9月に彩図社から刊行された同名の書籍(1260円)をiPhone/iPad向けに最適化したものです。
はやぶさをはじめNASAからの地球外生命体についての記者発表など宇宙の話題が多かった今年、それもこれまで宇宙開発に挑んだ先達がいてこそ。
200以上の不具合が存在し、乗り込んだら二度と家族に会えないことを承知のうえ旅立った、ウラジミール・コマロフ飛行士の言葉、惨事のあとにフランク・ボーマン船長が述べた言葉、それらの言葉が生まれた背景には、知らずに涙が溢れてきます。
ぜひ、熱い心で宇宙にその身を置いた挑戦者たちの魂に触れてみてください。
【appStore】http://itunes.apple.com/jp/app/id401587753?mt=8
【自慢の機能】
・縦書き/横書き表示の切り替え
・明朝体での表示
・文字の大きさをスライダーで変更可能
・NASAの背景画像の表示切り替え
・名言をキーワードで検索できる
・シャッフルでランダム表示
AstroArtsさんの原著に向けた書評(http://p.tl/3POt)から一部をご紹介。
「一度読むと「もういいや」という本とは大違い。名著は何度も何度も読み返すと、何度も何度も違った勉強ができるという。本書はまさしくそんな本である。宇宙関連の仕事を生業とする人々はもちろん、宇宙や地球、自然や人間の教育に関連している方々には、本書を深く味わうことを特におすすめしたい。」
本自体、ココロを揺さぶる内容で、私も動作検証しながらもついつい本文を読んで落涙しつつ作業していました。
とても良い本なので、あたらしいステージで多くの人に触れてもらえるといいなと思って作りました。ぜひ、ご家族やお友達にも紹介してくださいましマシ。
DVD-ROMできました。
2010.02.17 (Wed)
このブログを作る目的となっていたDVD-ROMコンテンツですが、1/25にGM(GoldMaster)版をいれました。先日、出来上がり見本が会社に届きました。
初オーサリング制作の事例だったので、感激もひとしおです。
全国の図書館&中学校に配布されていると思います。
なかなか出会う機会はないと思いますが、もし見つけたときは一緒に感激してください。w
パソコンですべてのコンテンツを見られるほか、市販のDVDプレイヤーにいれると同梱の3D映像が再生される、ハイブリッド版になっています。

使ったものたち:
Progression4、PaperVision3D。
まぁ、このためにAS3の勉強も始めたので、初めてづくしの制作でしたー。
おつかれー<自分。